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サヨナライツカ舞台挨拶

2月7日の続き

映画『サヨナライツカ』の上映後に舞台挨拶がありました。中山美穂を生で見られる最後の機会になりそうな胸騒ぎがしたので。まあ、最後と言っても、私にとって最初の機会でもあったりしますが(^^)

会場はユナイテッド・シネマ豊洲。2月6、7日の2日間にわたり、東京・名古屋・大阪・福岡の4都市8劇場で開催された「日本横断大ヒット御礼凱旋舞台挨拶」のラストです。

お目当ての舞台挨拶を前にして、映画のラストシーンで不覚にも泣いてしまっていた。泣かせる感じの映画でもなく自然と泣けて感動していて冷静に舞台挨拶に臨む心境ではなかったのが正直なところ。ミポリン本人が登場しただけで感無量になってしまいました。

おまけに登場した中山美穂さんが着ている衣装は!劇中の衝撃のシーンで着ていたワンピースだ。劇中で象徴的に使われ印象に残っていた服を目の前で着ているわけですよ。ちなみに、そのワンピースは私物とのこと。にしても、スタイルいいなあ。びっくりだよ。年齢がいくつだっけと思ってしまう。その綺麗で可憐な姿は神々しくもある。

「恋愛は打算とか諸々あって映画の中のように行かないのでは?」という質問に対して中山さんが「愛することはもっとシンプルに考えて良いのでは」と答えていたのが印象に残った。それは俺が映画を観て思った感想と同じでもあったから。

「山美穂を生で見られる最後の機会」と最初に書いたけど、彼女のキャリアやこの先の映画出演、また女優としての旬の時期を考えると、今回のような主演女優の形は最後だと思う。往年の名女優オードリー・ヘップバーンが天使役で『オールウェイズ』に出ていたような形はあるかもしれないが。おそらく『Love Letter』で頂点を極めた中山美穂の最後の輝きを見せるのが『サヨナライツカ』だったと後に振り返ることだろう。

そういう意味で、引退会見を見ているような気持ちで舞台挨拶を見ていました。そんな奴は私だけだったかもしれないけど(^^)

ということで、中山美穂さん、サヨナライツカ・・・。

最後に

劇中の「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる」「死ぬ間際に、誰かを愛したことを思い出す?それとも愛されたことを思い出す?」という質問に対しての私の答えは

「愛したことでもなく、愛されたことでもなく、ただ愛する人を思い出すだろう」

である。