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二・二六に是清翁を撮る

今日は2月26日。二・二六事件が起きた日。

二・二六事件
二・二六事件(ににろくじけん)は、1936年2月26日から2月29日にかけて、日本の陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて起こしたクーデター未遂事件である。事件後しばらくは「不祥事件」「帝都不祥事件」とも呼ばれていた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

青年将校たちの殺害という手段を私は評価しないし(革命には血を伴うとは言っても)、彼らの革命を起こした行動が正しかったかかどうかも分からない。その時代にいてこそ感じられる空気や閉塞感といったものがあると思うし、今の私にとってはどうやっても想像の域を越えないですからね。

ただ、青年将校たちの世の中を変えていこうという熱い想いだけは見習いたい。そういった熱い想いは自分も含めて今の時代の我々に圧倒的に欠けていると思う。

高橋是清はいかに思うか

二・二六事件で殺害された一人に高橋是清がいます。最近よく行くお客様のオフィスの近くに、高橋是清翁記念公園がある。その公園の名前からして常々気になっていた。「翁」ってなによ?「記念」って何よ?と。そもそも是清(これきよ)って名前もなんかいい。今日打ち合わせに行く機会があって、いい機会なので写真撮って来ました。

Wikipediaにこんな記述が。

高橋是清 逸話』
高橋はそのふくよかな容貌から「ダルマ蔵相」、「達磨さん」と呼ばれて親しまれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

達磨さんかあ、かわいいなあ(^^)

高橋是清翁記念公園は青山通り、つまり国道246号線(惜しい、226だったら)沿いにあります。


公園の奥に進むと高橋是清翁の銅像が。あ、花が捧げてある。二・二六事件があった日つまり命日ですからね。それにこの公園は元々高橋是清邸で、ここが二・二六事件の殺害現場のひとつなのです。二・二六事件のように雪ではなく、春が来たかのような陽気の中の雨でしたが。


アップで見ると、迫力がある顔です。むう、銅像の達磨さんはちょっと怖い。怖いので、ちゃんと拝んでおきます(^^)


今の日本を見たら、是清翁はどう感じるだろう。現代の若者を憂い、「自分を殺すくらいの気概を見せてみろ」と言うんじゃなかろうか。


お墓は霊園にあるようですが、死後70年以上経っても献花されるというのも人徳なのかな。まあ、命日が覚え易いってのはあるかもしれないけれども。


おまけの写真1

高橋是清翁記念公園の隣にあるカナダ大使館もついでに撮った。ちょうどバンクーバーオリンピック中でもあるし。デザインがかっこいいよね。何枚か撮りたいけども警備員が数人いて、あまり撮るとなんか言われそうだから、さくっと撮る。ちなみに、カナダ大使館のある場所も元は高橋是清邸の敷地だったらしい。

おまけの写真2

青山一丁目から見えるオラクル本社も撮ってみた。いや、DB屋としては外せない気がして(^^)