情報処理技術者試験のシステム監査試験を4月に受けました。6月25日(金)の発表前に自己採点してみました。合否が発表されたら、どちらになっても自己採点する気なくなりますから(笑)
試験は、選択式の午前Iと午前II、記述式の午後I、論述式の午後IIがあります。全ての時間区分で基準点を満たしたら、合格です。
午前I
おかげさまで免除でした。去年の秋のITストラテジスト試験に合格していたためです。朝がゆっくりできるのがいいですね♪
午前II
ここから受験です。基準点は100点満点で60点。受験時のメモでは自信がない問題を全部間違ったとしても68点らしい。さて、自己採点行ってみますかー。解答例はIPAが公開している公式のものです。
問 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
回答 | ア | ウ | ア | エ | イ | イ | ウ | エ | ア | ウ | エ | ウ | エ | ア | ウ | ウ | エ | エ | ア | ア | ア | ア | ウ | イ | ウ |
解答例 | ア | ウ | ア | ア | イ | イ | ウ | エ | ア | ウ | イ | ウ | ア | ア | ウ | ウ | エ | エ | ア | ア | ア | ア | エ | イ | ウ |
正誤 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
集計すると、
○ | 21 |
× | 4 |
得点 | 84点 |
ということで、ここはとりあえず通過してそうですね♪それに、センター試験で鍛えたマークシートの鬼(笑)としてはここは落とせません。
午後I
4問中2問を選択します。ここも基準点は100点満点で60点。限られた時間内でどの問題を選択して回答するかが肝になります。問1と問2を選びました。さて、自己採点行ってみますか。配点の詳細は公開されていません。ちょうど設問数が5つだったので、均等に配点してみました。採点基準も公開されていないので、全くの自己採点です。
問1 | 回答 | 解答例 | 正誤 | 配点 | 得点 |
設問1 | 省力化効果の金額換算額が開発予算を回収できるほどの金額ではなく、それ以外の記載事項もないため。(47字) | 省力化効果だけでなく、経営判断にどのように役立つかといった定性的な効果も記載すべきだから | △ | 10 | 5 |
設問2 | 経営者向けの月次レポートの集計期間がどれだけ短縮されたか。(29字) | 経営者向けの月次レポートが提供されるまでの時間 | ○ | 10 | 10 |
標準的な分析パターンがテンプレートとしてどれだけ活用されるか。(30字) | 標準的な分析パターンの各事業部・店舗での使用頻度 | ○ | 10 | 10 | |
設問3 | 情報化委員会の議事録や要件定義書レビュー会議のレビュー記録が存在し、内容が適切かどうかを確認する。(49字) | 企画段階のドキュメントの承認根拠について、経営企画室長にインタビューして確認する。 | × | 10 | 0 |
設問4 | システムの機能を固定せずに常に見直しができるような対策が盛り込まれていること。(39字) | 既存の分析手法で実現できない場合のシステムの拡張性が考慮されていること。 | × | 10 | 0 |
この問題は時間をかけた割には回答に正確性を書いていますねー。過去の受験結果からある程度別解も認められるようですが(得点は受験者に教えてくれます)、もっと点数が低い可能性もあります。
問2 | 回答 | 解答例 | 正誤 | 配点 | 得点 |
設問1 | 倉庫棚卸時に在庫がない棚について棚卸しを行わず、ハンディ端末への入力も行わないため。(42字) | 棚卸しが未実施の棚に倉庫在庫DB上も在庫残高のないことが、確認されていないから | ○ | 10 | 10 |
設問2 | 各倉庫システムの入出庫入力が想定以上に遅れ、夜間バッチ処理の後に行われる可能性があるため。(45字) | 月次在庫ファイルと倉庫在庫DBの在庫残高とは、更新のタイミングが異なるから | ○ | 10 | 10 |
設問3 | 倉庫システムのハンディ端末を利用しなくても、業務を遂行できるのか。(38字) | ハンディ端末を利用せずに、入出庫業務をタイムリーに実施できる業務量であるか。 | ○ | 10 | 10 |
設問4 | 操作マニュアルが手元にあり、自分の担当範囲と操作手順が明確になっていること。 | 倉庫システムのデータがいつのデータまで本社在庫システムに更新されているか。 | × | 10 | 0 |
設問5 | 倉庫システム導入後を前提としたデータバックアップ手順書・復旧手順書となっていない。(40字) | 倉庫システムのデータを復旧するための手順が記載されていない可能性がある。 | ○ | 10 | 10 |
こちらは文言は違いますが、よく読めば同じこと言っているので、○がもらえるんじゃないかなあ。採点官にかかっています(笑)
ということで、集計すると、
得点 | |
問1 | 25点 |
問2 | 40点 |
合計 | 65点 |
ということで、ここも通過!と行きたいところですが、採点のしようによっては60点届かない可能性もありますねー。
午後II
3問中1問を選択します。各問題のなかで設問が3つあって、設問アが800字以内、設問イが700字以上1400字以内、設問ウも700字以上1400字以内の字数制限があります。問1を選びました。
それで、設問アは725字、設問イは800字、設問ウは750字程度書きました。粗筋は箇条書きでメモしているので、書けなくもないですが、もし合格していて気が向いたら書きましょう。もちろん粗筋以上の再現はしろと言われてもできません(笑)
字数が設問イとウがギリギリ超えていて、内容が若干薄い気はします。そうは言っても字数制限はなんとか満たしているわけだし、合格の可能性も残されているでしょう。
もうちょっと具体的に考えてみると、合格基準は以下ですが、B以上は行っていると思います。
評価ランク | 内容 | 合否 |
A | 合格水準にある | 合格 |
B | 合格水準まであと一歩である | 不合格 |
C | 内容が不十分である | 不合格 |
D | 出題の要求から著しく逸脱している | 不合格 |
AかBかは難しいところです。というのも、論文の出来としては合格点があげられるようなものじゃないと思う。冷静に考えると。ただし、限られた2時間という時間内でそんな出来がいい論文が書ける受験者がそんないるとは思えないし、論旨を大きく外していなければ合格するとは思います。
さてさて
こうしてみると、午後Iを通過しているかが鍵になってきます。午後Iを通っていたら、午後IIは行けているんじゃないですかねー。ちなみに、午後Iまで通過していないと、午後IIは採点してもらえません(>_<)
結果がどう出るか楽しみですね♪合格していたら、続きを書きます。続きがなかったらそういうことだとご理解ください(笑)