先週、とある読書会で聞いたこと。「ピアソンの技術書を書店で買い漁っている」と。
ん?なんだそれ?ピアソンショックって?
ピアソンショックとは
エンジニア界隈のTwitterでも騒がれてたらしいですが、それらのツイートをたまたま見かけてなくて浦島太郎状態だったので、ぐーぐる先生に聞いてみた。
公式リリースはこれですね。
新生・桐原書店がスタート | 桐原書店
今後の技術書がどうなるかについては新野さんの記事が分かり易いでしょう。
ピアソンの技術書は書店在庫限りとの見通し。ピアソン桐原社がピアソングループ離脱で − Publickey
これらに拠ると、桐原書店(旧ピアソン桐原)は高校教育出版事業と小論文事業だけに特化し、英語教育関連以外のピアソン商品は取り扱わず、他社にも引き継がない、書店在庫のみとのこと。
版権を他所に売ったり委譲したりしないのは英国ピアソン社とのそういう契約なのかもしれないし、ピアソンとは協力関係を継続するとのことなので、独占契約にしておきたいのかもしれないですねー。これは私の憶測ですけど。桐原書店が書店在庫のみと言ってるのは、とりあえずは書店在庫を売り捌きたいだけな気がします。在庫がなくなった頃に版権を他社に売るんじゃないかな。ま、そうでなくても、売れ筋の本は他社からそのうち出るんじゃないの?と割と楽観的に考えてる。
ピアソンってなんか持ってたっけ
職場で手元にあった15冊くらいの技術書のうちピアソン関係(ピアソン桐原、旧ピアソン・エデュケーション)の本は以下の2冊でした。
- 『データベース・リファクタリング』
- 『人月の神話』(赤い方じゃなくて青い方)
家に帰ってチェックしたら以下の1冊だけでした。
- 『プレゼンテーションzen』
読書会にいた人から聞いたところでは、『データベース・リファクタリング』は都内の書店巡りしても在庫が無いそうなので、買っておいてよかった。
ん?それとも『データベース・リファクタリング』中古を高値で売り抜きますか?(笑)既にAmazon.co.jpで中古13,700円(定価3,780円)になってる!!
結論
そうそう、ネットなどでの結論としては「原書で読め!」、「訳書がなければ原書を読めばいいじゃなーい(笑)」とのことです。
今日のオススメ本
ピアソン関連で持ってるもの。
- 作者: スコット W アンブラー,ピラモド・サダラージ,梅澤真史,越智典子,小黒直樹
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 211回
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- 作者: フレデリック・P・ブルックス Jr.,滝沢徹,牧野祐子,富澤昇
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2010/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 91回
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- 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 51人 クリック: 927回
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あ、『プレゼンテーションzen』の第2版は売ってた!おまけにDVD付きだってー。
- 作者: ガー・レイノルズ,Garr Reynolds,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 7回
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