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3月に読んだ本

4月の終わりになってしまいましたが、3月のです。

3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2824ページ

ペンブックス 美しい絵本。 (Pen BOOKS 7)ペンブックス 美しい絵本。 (Pen BOOKS 7)
世界の絵本作家アトリエ訪問とか仕掛け絵本の歴史とか楽しい。載っている絵本全部読みたい。中でも私の好きな一冊のコーナーで佐藤可士和さんが挙げる『ゆきのひのうさこちゃん』だな。彼のグラフィックデザインの原体験ともなった絵本とのこと。
読了日:03月05日 著者:ペン編集部

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)
空気を読む暇があったら、本を読んで自分の頭で考えろと。分量は到底及ばないが、自分と結構読み方が似ているなあと思った。あと、自分と真っ向から意見の対立する本を読め、というのはよいね。読書は戦いだからね、世界や自分との。巻末の誰かにブログを引き継がせることになったら読ませたい「最強の100冊+1」に何冊か読んでみたいものがあった。
読了日:03月05日 著者:小飼 弾

重力ピエロ重力ピエロ
文章にリズムがない。一気に読ませるためには『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』のように流れる音楽も必要なのだ。兄弟のしゃれた会話もあるが、いまひとつ洗練されていないような。フェルマーの最終定理のくだりなど細部には唸らせる表現もある。惜しい。探偵の描写など『モダンタイムス』に繋がる部分もある。春を追う夏子さんのキャラクターは個性溢れていてよかった。
読了日:03月05日 著者:伊坂 幸太郎

ダ・ヴィンチが発明したロボット !ダ・ヴィンチが発明したロボット !
ダ・ヴィンチのスケッチから、自動走行車・機械仕掛けのライオン・ロボット兵士を模型のCG・写真・絵で再現している。大胆な解釈だが、ダ・ヴィンチの手稿を忠実に従っている。ダ・ヴィンチは同時代の他の技師の作品も模倣しているが、改良し、実現可能な機械として設計可能としているところがすごい。
読了日:03月07日 著者:マリオ・タッディ

図解入門業界研究 最新新聞業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)図解入門業界研究 最新新聞業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
新聞業界の仕組みについての解説を読んで、既存の紙の新聞が比較的安定したビジネスモデルということは分かった。IT化の流れの中でも紙の新聞は生き残っていくと思うが、時代の変化に積極的に対応していかないと新聞社の多くは淘汰されてしまうだろう。
読了日:03月07日 著者:秋山 謙一郎

ツイッター・パーフェクトガイド Twitter Perfect Guide. (INFOREST MOOK)ツイッター・パーフェクトガイド Twitter Perfect Guide. (INFOREST MOOK)
Twitter有名人にも何人かインタビューしていて、漫画家のすがやみつるさんのTwitterアマチュア無線に似ているという比喩に納得した(アマチュア無線を使ったことがあるわけではないけれど)。Twitterの機能、関連サービス、クライアントツールなど一通り載っています。本書で作成したリストを非公開にできるのを知った。
読了日:03月14日 著者:

獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 I 闘蛇編
ファンタジーで全4巻もの。第1巻は母親との別れや育ての親との交流などの幼少時代を描いています。第2巻以降に向けて、王国の争いも伏線として展開していきます。今後の展開に期待。
読了日:03月17日 著者:上橋 菜穂子

獣の奏者 II 王獣編獣の奏者 II 王獣編
第2巻は王獣編の名の通り、架空の動物、王獣を中心として話が展開していきます。その展開には惹き込まれるのものがある。当初は本巻で完結の予定だったようだが、物語は第3巻以降に続く。ここからまたのお楽しみだ。
読了日:03月21日 著者:上橋 菜穂子

志マーケティングのすすめ志マーケティングのすすめ
アンテナを張って熱く突き進むフジマキ節がよい。これはと思う人には正面突破であらゆるツテを辿って会いに行って本物かどうか見極める姿勢は見習いたい。
読了日:03月25日 著者:藤巻 幸夫

ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術
題名から想起されるようなやり込めるものではなく、沈黙や鸚鵡返しやユーモアなどでかわしていくオトナの会話術を著者は説きます。翻訳ものでそのまま会話の事例としては使いづらいところがありますが、考え方が参考になります。
読了日:03月25日 著者:バルバラ・ベルクハン

弩
ある寺に残る古文書を元に作られた物語。歴史物で民のために正義の下に戦をするところなど少し前に読んだ『のぼうの城』と重なる部分もあるが、こちらは農民を主役とし、より庶民の視点で書かれている。古に生きた庶民にも日々の悩みや野心があり、物語があるという事実を想像を交えて生き生きと描いているところがいいです。
読了日:03月27日 著者:下川 博

読書メーター

3月のベスト

毛色が違って1冊に絞り切れないので、ベストはこの2冊。

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)

弩