TOKIOは一日にして成らず

日々思ったことをつらつらと

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6月に読んだ本

なんか2か月くらい遅れてますねー。これは6月分だす。

6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2342ページ

静人日記静人日記
『悼む人』の静人は、日本の小説史上有数の濃いキャラクターだ。その静人に著者がなり切るために付けていた日記が作品になるというこれまた異風な物語。死について否応なく考えさせてくれる。『悼む人』のお供に。
読了日:06月01日 著者:天童 荒太

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターンアドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
トム・デマルコ他、デマルコの会社の6人の共同経営者の手によるもの。アドレナリン中毒になって忙しく立ち回る組織を描いた標題のパターンに始まり、善悪含めた組織やプロジェクトのパターンが語られている。『パタン・ランゲージ』に触発されてこの形式になったとのこと。「ああ、あるある」と言いたくなるものも多くあり、さすがデマルコ他(笑)
読了日:06月04日 著者:トム・デマルコ,ピーター・フルシュカ,ティム・リスター,スティーブ・マクメナミン,ジェームズ・ロバートソン,スザンヌ・ロバートソン

35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画
成熟社会でオリジナリティのある生き方を提示している。戦略を持って、自己をリストラし、自分でキャリアを作っていく。うん、20代、30代の生き方のヒントがここにある。
読了日:06月11日 著者:藤原 和博

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)
二人の著者の対話(ダイアローグ)形式でマネジメントについて語られていくところが面白い。
読了日:06月13日 著者:中原 淳,金井 壽宏

NASAより宇宙に近い町工場NASAより宇宙に近い町工場
宇宙開発には夢があるよね。諦めなければ夢は叶うを地で行く人。「どうせ無理という言葉をこの世からなくしたい」「たったひとりが世界を変える」うん。いい言葉だ。
読了日:06月14日 著者:植松 努

風待ちのひと風待ちのひと
登場人物のそれぞれの感情が痛いほどに伝わる。それぞれの背負っているものがあったりして読んでいて感情を揺さぶられる。主人公のささくれた感情が柔らかな感情へと変わっていく様はいいね。あと、音楽が物語を貫いているテーマとなっているのが爽やかな空気を作り出している。最後は予想とは違ったけど、これでよかったとも言える。
読了日:06月14日 著者:伊吹 有喜

江川達也の超・常識的生き方江川達也の超・常識的生き方
冷静で突き放したような考え方がいい。子どもは褒めないとか不自由に育てるとか。それは突き放してはいるけれど、子どもにとってためになると考えてのこと。子育て以外にも色んな話があるけれど、総じてオリジナリティを大事にしているところがいい。
読了日:06月20日 著者:江川 達也

「そうじ力」であなたが輝く!「そうじ力」であなたが輝く!
『夢をかなえる「そうじ力」』を女性向けにマイナスを取り除くそうじ力を掘り下げたもの。掃除する部屋の順番から、それぞれの部屋の掃除に込められた意味。これを読んでいる時点で掃除しなきゃと思っているわけで、ちょっと読んだらその気になってすぐ玄関をドアも含めてみっちり掃除した。トイレも神様がいるからやらないとね(笑)掃除の段階も5段階あって、換気して、次の捨てるをやらないとな。最後の炒り塩はさすがにやらないと思うけど。
『読了日:06月29日 著者:舛田 光洋

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
何をしないか決めることは大事だと思うけれども、じゃあ何をするかというのが抜けているので、そうだよねーで終わってしまう。何かをやらないだけの人生ってつまらないよね。
読了日:06月30日 著者:香山 リカ

読書メーター

6月のベスト

6月のベストはこれです。『夏の終わりのトラヴィアータ』の改題で、トラヴィアータとはオペラの『椿姫』です。この中の『乾杯の歌』が物語で重要な位置を占めるテーマ曲でもあるんですねー♪

風待ちのひと

風待ちのひと