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iPadはイノベーション足りうるか

iPadが5月28日金曜日に発売になりました。Twitterのタイムライン(以下、TL)がiPad一色に染まったけど、これは人によって全く違ったTLなんだろうと。人によってはTLにiPadの話題が出て来ない人もいるだろうし、その理由も違ったりするのかなとふと思った。Twitterは自分と同種の嗜好の人をフォローする傾向が強いですよね。同じような嗜好の人をフォローしていると単純化して考えてみる。

iPad(+Twitter)のイノベーション普及度

イノベーター(Innovators:革新者)

TLにiPadの話題がほとんど出て来ない。なぜなら、iPadが欲しい人は既に米国で自分または人づてで入手しているから。「iPadを(日本で)買うの100人に1人くらいじゃないの?」

アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)

TLがiPadの話題で溢れている。iPadを入手するために並んでいるとか、家に届いたとか、会社休んで受け取るとか。「iPadを買うの10人に1人くらいじゃないの?」私はここです。

アーリーマジョリティー(Early Majority:前期追随者)

TLにiPadの話題がほとんど出て来ない。なぜなら、iPadを買う予定がないから。「iPadを買うの100人に1人くらいじゃないの?」

レイトマジョリティー(Late Majority:後期追随者)

そもそもまだTwitter自体をあまり使っていない。アカウントを登録しているくらい。「iPadを買うの1000人に1人くらいじゃないの?」

ラガード(Laggards:遅滞者)

Twitterのアカウントすら持っていない。テレビで見て「iPadなんてものが発売されたの?買う人は買うんだねー」

イノベーション普及度の分析

Twitter自体がまだアーリー層のものだと思うので、こんな感じかなあ。イノベーターとアーリーマジョリティーが同じ予想なのが面白い。上にも書いた通り、私はここで言うアーリーアダプター

実際TLでも20人以上の人がiPadを発売日に買ったようです。今フォローしているのが500人近いので、自分のTL見ている感じでは1000万台くらい売れそう。いやいや、さすがにそれは行き過ぎだろうなあと(笑)単純にiPadを好きな人をフォローしているってだけな気がする。まあ、売れても100万台くらいかなと予想します。

何れにせよ、iPadは十分にイノベーション足りうるでしょうね。あとは電子書籍とかの市場がどれだけ付いて来るかにかかっていると思う。ただ、28日にDB2の勉強会で聞いた話では産經新聞iPad用アプリは有料らしい。iPhone用アプリは無料なのに。デバイスが変わったからと言ってこれを機会に有料化するのは止めてほしい。それだと、イノベーションにはなり得ないよ。

今日のオススメ本

イノベーションの普及

イノベーションの普及

40年以上前に出版されて改訂を続けていた『イノベーション普及学』が絶版になって、最近これが書名と出版社を変えて出ていたんですね。改めて古典的名作である本書を読んでみます。