久しぶりに読書メーター使って読んだ本まとめてみた。2月は冬季オリンピック観がちだったせいもあってかなり少なめ。
2月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:929
ナイス数:0
雷神の感想
期待を持たせるような展開で進んでいくが、終わってみれば拍子抜けでもあった。本筋とは関係ないが、著者らしからぬ風景描写がイメージしづらいところが多かった。第三者の立場で出て来る人物(彩根)の人物描写が少ないのが物足りなかった。その匂わせぶりから既存作品にも出て来る人物なんだろうけど。
★★★☆☆
読了日:02月02日 著者:道尾秀介
仮面の感想
最後に驚きはあるが、ミステリーの本筋とは違うところでの驚きなのが残念。わざわざ連続殺人事件を起こしているのが全く活かせていないところがもったいない。誰もが仮面を被っているのは分かるが、仮面は巧妙でないと。
★★★☆☆
読了日:02月13日 著者:伊岡 瞬
連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)の感想
最初の数週が放映が終わった状態の出版なのかそれ以降はネタバラシしないようにしつつ、安子編だけを深掘りしていて読むのに時間がかかる割には得られるものが少ないので、物足りない。同じ俳優が重複してインタビュー受けていたりするし。
★★★☆☆
読了日:02月23日 著者:藤本 有紀
読書メーター
2022年2月のベスト
今回はこれ。
上述の通り道尾秀介らしからぬところがあったけどね。
ちなみにこれ読んだきっかけは2021年6月5日(土)の「王様のブランチ」BOOKコーナーの特集から。前日の瀧井朝世さんの事前ツイートが以下。これ見て放送前に図書館に予約入れるのがちょっとした裏技。テレビで放送されたら(江東区図書館の場合)すぐ数十件は予約が入るので。
明日6月5日のTBS系「王様のブランチ」ブックコーナー(午前11時20分前後~)の特集は、道尾秀介さんの新作『雷神』(新潮社)です。
— 瀧井朝世 (@asayotakii) 2021年6月4日
一人娘に絶対明かせない秘密を抱えた男。一本の電話が彼らを故郷の新潟へと向かわせるが、それは新たな悲劇の始まりで…。衝撃のミステリ、ぜひに。
あとは朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の本は今だったら以下のPart2がいいだろうね*1。
*1:カムカムも残り3週で今から読むにはちょい遅いけど、そのうち後編も含めて総集編が放送されるだろうし。